『何故』と『何』を見極める【ブログ】
和歌山市で小学生、中学生対象に野球スクールを運営している古宮です。『目標達成に大事なメンタル』をテーマに、定期的にブログを書いていきます。
皆さんは現状を超越していくためにどのような工夫をしていますか?
私が普段、野球スクールで小学生や中学生に指導をする中で大切にしていることは、自分の思い込みや空想で指導をすることではなく、まずはしっかりと「見極める」ということです。
押し付けの指導ではなく、まず子どもたちが出す結果を見ることによって「何故」と「何」を見極めてから声かけするように心がけています。
「何故」と「何」を見極めるとはどういうことか?
少しわかりにくい表現ですが、出来るだけ噛み砕いて説明すると、「何故」とは、今の状態を引き起こしている表面的な理由を読み取るということ。
そして、「何」とは、その理由の奥にある本質や根本を読み取るということ。
これを見極めることによって、表面的な指導で解決出来るのか?または、根本的な指導が必要なのかが見極められるようになります。
指導者は自分の価値観で「どのように」から入ってしまいがちですが、そこに執着していては、押し付けの指導になってしまいがちになります。
まずは、今目の前にいる子どもの理想の姿をイメージし、現実的な「何故」と「何」を見極める。
それを見極めた上で声かけや指導で関わっていくことによって、子どもたちの潜在能力も自分の指導者としての潜在能力も発揮することができ、最善の指導へとつながっていくでしょう。